新収蔵品展 ―益子を中心に―
2014年度新収蔵作品を展覧します。40点を超える木村一郎の作品をはじめ、濱田庄司、島岡達三、加守田章二、長倉翠子など益子を代表する陶芸家作品を総計約80点紹介します。なかでも加守田章二作品8点は、加守田家と親しく交流する中で所蔵家のコレクションとなり一般には知られていなかったもので、加守田章二ファンには必見の作品群です。
笹島喜平作品から ―古都の風景―
笹島は古都の風景に惹かれて幾度となく奈良を訪ねました。笹島版画を代表するテーマの一つである「古都の風景」を特集して展示します。
*展示替えのため休館 7月13日(月)-17日(金)
濱田庄司の欧米紀行 ―益子陶芸美術館・海外作品コレクションより―
益子を代表する陶芸家・濱田庄司は、イギリス、フランス、アメリカ、メキシコなど欧米各地を旅したことでも知られています。現地では民藝品を蒐集し、見聞を広めるとともに、陶芸を介して人々との交流を深めました。このたび新たに当館コレクションに加わった海外作品とともに、濱田とゆかりのある欧米諸国の陶芸を紹介します。
笹島喜平初期作品 ―新収蔵作品を加えて―
笹島初期作品を、新収蔵作品をあわせて展示します。
土祭関連企画 ディッチリング工芸村から益子工芸村構想
From Ditchling to Mashiko:The Vision of Artists’ Colony
濱田庄司の益子における工芸村構想と、そのルーツである英国ディッチリング工芸村を紹介します。(観覧無料)
*展示替えのため休館 9月28日(月)-10月3日(土)
-天才陶芸家の軌跡- 岡部嶺男展
現代日本を代表する陶芸家として名高い岡部嶺男。織部や志野、青瓷の作品など、伝統的な技法をもとに想像力あふれる作品を発表し、国内外で高い評価を受けました。初期から晩年までの作品を一堂に展覧し、作家の軌跡をたどります。
*展示替えのため休館 1月18日(月)-1月22日(金)
ー曲線彫文 赤と黒ー 加守田章二と益子の現代陶芸
1950年代後半から60年代にかけて益子で作陶した加守田章二は、この時期に後年の代表作を予見させる作品を手がけ、同時代や次の世代の陶芸家たちに大きな影響を与えました。本展では、当館が収蔵する加守田の代表作である二つの曲線彫文壺をはじめ、今なお人々を魅了し続ける加守田の陶芸を見つめます。あわせて、同時代に益子で活動した陶芸家たちの作品を展覧します。
笹島喜平作品から ―旅する版画家―
笹島喜平は全国各地を巡り、出合ったものを題材に拓版画を制作しました。笹島が日本中を旅した足跡を滲ませるような作品を紹介します。
益子国際工芸交流事業2015「アーティスト・イン・レジデンス in 益子」
2015年度益子国際工芸交流事業で招聘した陶芸家による滞在の成果を、作品と写真で紹介します。
*展覧会スケジュールは変更になる場合があります。