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旧濱田庄司邸

旧濱田庄司邸

旧濱田庄司邸は、実際に濱田庄司が住んでいた茅葺の邸宅を移築し公開しています。町文化財。

旧濱田庄司母屋

建築年代 江戸後期
構造 木造平屋建寄棟造茅葺
規模 間口23.394m/奥行11.692m

江戸時代後期に市貝町市塙で建築されその後茂木町下菅又に移築されたもので、庄司が1930(昭和5)年に購入した最初の建造物で、家族や職人・女中の住居として使用したほか土間は改造し初期の作陶の場となった。その後は母屋としてばかりでなく国内外の訪問者の交流の場としても使用された。大黒柱は34cm角の欅で、幅45cm厚さ17cmの欅の差鴨居が炬燵と囲炉裏のある10畳の座敷を回っている。4間×3.5 間の土間部分はほとんどが板間で中央に囲炉裏があり、南側には馬屋側に手回し轆轤が座敷側に蹴轆轤が設置してある。轆轤の上は中2階になっていて階段箪笥によって上り下りができ、当初は夫人の機織り場所であったが囲炉裏や竈の煙がけむいので庄司の作品置場となった。板間正面には竈があり御飯のほかにパンなども焼いていた。厩梁は幅70cm厚さ23cm長さ10.0mの松で天井も4段の松の梁組みである。土間への入口は障子の引戸となっているが、片開き木戸が内側から閉められるようになっている。
1989(平成元)年に町指定文化財となり、同年に益子焼の伝統を伝えるために陶芸メッセ益子内に移築保存された。

メッセ茶席(益子町茶華道協会)

メッセ茶席日程
さつき茶会 5月14日(日)10:00~15:00
茶券700円

登り窯

登り窯

濱田庄司が生前に愛用していた登り窯を移築復元しました。