*展示替えのため休館 4月3日(月)-4月15日(土)
開館30周年記念 1958~ 益子個人陶芸の夜明け
昭和30年代に入ると、益子には陶芸を志す若者が数多く訪れるようになります。本展では1958年から70年頃益子に入った、加守田章二を始めとする陶芸家たちを紹介します。濱田庄司が築いてきたそれまでの益子とは異なる、独自の作風を追求し、益子の一時代をなした陶芸家たちの作品をお楽しみください。
<2階展示室 スポットライト> -窯変を求めて- 峯岸勢晃
栃木県では益子を中心に焼物が盛んに作られていますが、那須塩原市には青瓷の制作に励んだ峯岸勢晃がいました。峯岸の青瓷は翠瓷、米色青瓷、粉青瓷と様々ですが、近年は窯変米色瓷に挑戦していました。本展示では峯岸の青瓷19点によってその魅力を紹介します。
*展示替えのため休館 7月18日(火)-7月29日(土)
開館30周年記念 陶芸家 和田的展 ―光と陰―
千葉県出身で現在も千葉県佐倉市で作陶する和田的(1978~)の初期作品から最新作まで、彫りと削りを極めた作品の数々を紹介します。また、陶芸以外にもFRPやステンレスを用いた造形作品も展示します。
<2階展示室 スポットライト> 追想 瀧田項一
昨年2月に94年の生涯をとじた瀧田項一の仕事を約20点の作品と資料によって追想します。手の切れるような白磁ではなく、温もりを感じられるような白磁を標榜し続けた瀧田作品を紹介します。
*展示替えのため休館 10月10日(火)-10月21日(土)
開館30周年記念 益子日帰り 旅する染色家 芹沢銈介
民藝運動の染色家として知られる芹沢銈介(1895~1984)は旅を好み、生涯にわたって日本各地や世界各地をめぐりました。各地を旅することで目にした手仕事の現場の光景や、そこで作られた民芸品などが数多く作品に表されています。本展では「旅」をテーマに、芹沢が旅先で出合った景色や文物に取材した作品と、海外へ旅した作品を紹介します。
<2階展示室 スポットライト> 生誕120年記念 棟方志功と京都十二段家
今年、棟方志功は生誕120年を迎えます。本展示は棟方志功と京都祇園花見小路にある十二段家を営んだ西垣光温に焦点を当てて、普段知られることのない棟方、西垣家の交流を紹介します。
<笹島喜平館>日本拓版画会展2023
日本拓版画会のメンバーによる拓刷木版画の展覧会です。
*展示替えのため休館 1月9日(火)-1月19日(金)
開館30周年記念 ジュリアン・ステアと加守田章二 ―“うつわ”の必然性―
現代イギリスを代表する陶芸家のジュリアン・ステアと日本近代陶芸の寵児として知られる加守田章二は共に器を作っています。本展覧会ではジュリアン・ステアと加守田章二の作る器の必然性について、二人の作品を通して考えます。
<2階展示室 スポットライト> 益子 茶碗考
本来江戸時代末に始まった益子焼は、茶の湯の茶碗とは無縁でした。しかし、近代になって抹茶碗を作る作家が現れ、現在では多くの陶芸家が盛んに茶碗に挑んでいます。この展示では、昭和に入り益子で茶碗を作り始めた陶芸家たちの茶碗を紹介します。
*展覧会名およびスケジュールは変更になる場合があります。