主催:益子町文化のまちづくり実行委員会、益子陶芸美術館
後援:下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、エフエム栃木、もおか新聞Plus
開催期間 | 2025年7月27日(日)-9月21日(日) |
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休館日 | 月曜(祝休日の場合は翌日) |
開館時間 | 9:30-17:00(入館は閉館30分前まで) |
入館料 | 大人600円(550円)、小中学生300円(250円) *( )内は20名以上の団体 / 65歳以上は300円(要証明) |
扇田克也(1957-)は、石川県を拠点として「鋳玻璃」と名付けた鋳造硝子技法で制作する造形家です。金沢美術工芸大学工芸デザイン専攻で鋳金を学び、東京ガラス工芸研究所で学びました。1991年第4回世界現代ガラス展では、日本人として初めてグランプリを受賞しています。コールドキャストと呼ばれる鋳込技法を用いて、家や自然の風景などの日常的な景色を象り、「内側に溜る光」を意識した、硝子という透ける素材がなし得る造形を制作しています。
宮澤章 (1950-) は、益子を拠点に活動する陶芸家です。秋田大学教育学部美術科にて油彩画を学び、陶芸家の道を目指し、旭製陶(愛知県尾張旭市)に入所します。その後1976年益子で独立しました。塔や俑(よう)などを手びねりで成形し、手の跡を残しながら器面に表情をつけ、化粧土を掛けたのちにサンドペーパーで表面を磨く「積化象嵌」と名付けた方法で、土本来が持つ柔らかな肌を追求しています。
二人の作品は、それぞれの素材が本来持ち得る魅力を引き出して、まるで物語の中に引き込まれるような温かく詩情豊かな世界観を築いています。二人の「詩人」による作品世界をぜひお楽しみください。
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《 雨を渡る 》 2016年 樂翠亭美術館 | 《 LIGHT-SHAPE 》 2007年 富山市ガラス美術館 |
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《 MONOLOGUE 》 2002年 石川県能登島ガラス美術館 | 《 HOUSE 》2013年 富山市ガラス美術館 |
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《 紅彩陶塔香炉 》 | |
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《 俑花生 》 2015年 益子陶芸美術館 | 《 lmayou 》 2025年 |
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《 陶塔花生 》2009年 |
扇田克也:2025年7月27日(日)
宮澤章:2025年8月31日(日)
両日とも14:00から開催
場所:益子陶芸美術館1階展示室
※要展覧会チケット
場所:益子陶芸美術館2階展示室
※今後の状況により、展覧会予定に変更が生じる場合がございます。
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