主催:益子町文化のまちづくり実行委員会、益子陶芸美術館
協力:茨城県陶芸美術館
後援:下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、エフエム栃木、とちぎ朝日、真岡新聞社
開催期間 | 2018年12月16日(日)-2019年2月24日(日) |
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休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月25日(火)〜1月1日(火) |
開館時間 | [12月~1月]午前9時30分~午後4時(入館は午後3時30分まで) [2月]午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
入館料 | 大人600円(550円)、小中学生300円(250円) *( )内は20名以上の団体 / 65歳以上は300円(要証明) |
栃木県の益子と茨城県の笠間は、ともに江戸時代末期に家内制手工業スタイルの窯業が発展し、関東を代表する窯業地として現在まで続いています。一般に、益子や笠間のやきものといえば、赤茶色の柿釉や乳白色の糠釉などの伝統釉を用いた大らかな造りのうつわがイメージされるでしょう。しかし近年は、従来の様式にとらわれない、作家自身の個性や現代的な生活感覚が取り入れられたデザイン性の高いうつわを作る個人作家が増えています。その背景には、ライフスタイルの多様化をはじめ、情報化社会の発達により産地の伝統にとらわれることなく材料の調達や販路の構築ができる環境が生まれたことなどが挙げられます。本展では、益子と笠間を活動の拠点とする56名の作家と、全国の産地で活躍する7名の作家、計63名の作家の作品により、現代生活を彩る多種多様なテーブルウェアの世界をお楽しみいただきます。
<益子(栃木)>:阿久津雅土・石川若彦・伊藤剛俊・えきのり子・遠藤薫・大塚温子・久保田健司・斉藤ダイスケ・島田東秋・武田敏彦・竹ノ内太郎・田代倫章・中園晋作・本橋里美・我妻淳・若菜綾子・渡辺キエ
<笠間(茨城)>:東香織・阿部慎太朗・植竹敏・大貫博之・大野佳典・沖誠・金髙実音世・上林秀明・鯨井円美・グラハム マクアリスタ・黒田隆・桑原哲夫・桑原典子・Keicondo・澤田勇人・島﨑小乙里・鈴木環・鈴木美汐・須藤訓史・数納賢一・高見沢美穂・滝沢三奈子・中野明彦・中村考夫・根本幸一・根本峻吾・橋口暢弘・浜岡満明・原陶工房(原純夫・京子)・原田譲・平松祐子・比呂・穂髙隆児・本田あつみ・町田幸・森川泰治・森田公亮・山崎さおり
<全国の産地>:鈴木麻起子・田淵太郎・新里明士・二階堂明弘・藤田佳三・吉村茉莉・和田的
伊藤 剛俊《ティーセット》2017-18年 | 大塚 温子《ティーセット》2018年 |
島田 東秋《コーヒーカップ&ソーサー》2018年 |
田代 倫章《花器》2018年 |
阿部 慎太朗《レリーフ皿》2016-18年 | 島﨑 小乙里《テーブルウェア》2016年 |
森田 公亮《蓋物》2018年 | 山崎さおり《茶器揃》2018年 |