全体は鮮やかな赤で加彩され、大小異なる丸文が配された鉢。丸文には黄色が使われ、口は黒で縁取られており、さらに赤色の地を埋め尽くすかのように金彩で点描されています。赤、黒、金という取り合わせは漆器を想起させ、豪奢でありながらシックな印象を与えます。